2014年12月22日月曜日

白亜祭実行委員会引退!


お久しぶりです!
先日の学生大会を持って正式に白亜祭実行委員会を引退しました。
元白亜祭実行委員長の山口です。
これが私の最後の更新です。

先にお伝えしておきます、長いです笑

私がこの三年間白亜祭実行委員として活動してきた時間は、今思えばあっという間に過ぎていました。特にこの一年間は、いつの間にか過ぎていたような気がします。

今日は、少しだけ私の話をさせてください・・・笑

  入学して、初日の新入生歓迎オリエンテーションでの委員会紹介は、今でも覚えています。
 私は最初は、白亜に愛着があるわけでもなく、ただ、何か委員会に入っていた方が、後々いいんじゃないかな・・・っていうありがちな理由で、「なんとなく」白亜祭実行委員会に入りました。ちなみに、その委員会紹介で、当時の委員長(48th)であられた、ことみさんがかわいくて元気がよさそうだったので白亜を選びました(確かそうだったと思います笑)

 そして、一年目の部署がウォークラリー部署。当日もステージ企画をずっと見れる位置で、そこまでキツイ疲れたという気持ちもなく、自分にとっては、普通に「楽しかった」白亜祭、「自分の経験値のために」頑張った白亜祭でした。そのときにずっと眺めていたステージ企画に、助っ人スタッフとしてしか携われなかったステージ企画に、強いあこがれを抱きました。というよりも、なんていうかウォークラリー部署も白亜祭には必要不可欠な部署なんですけど、ステージじゃないってことに疎外感と劣等感を感じてしまっていたんですよね、、、その時は。白亜やめようかなっても思いましたが、49thの委員長がせーやさんだと聞いてこの人なら面白そうだなと思い、続けようと思いました(単純・・・笑)でも、本当の話です。

 そして大学にも慣れたころの二年目の白亜祭では念願のステージ企画、おしゃれ部署(ファッションショー)への配属となりました。その時のチーフが、みなさんご存知人吉が生んだ才能の塊、たすくさんです。可愛い可愛い後輩も入ってきて、一人一人が個性の塊!って感じの部署でした。当時の委員長せーやさん&企画長のぞみ先輩に、「たすくがヤバいときは喝入れていいよ」と、お許しをいただいていたので←笑 結構破天荒な発言もしていましたね。今度謝ります笑 こんな生意気な後輩でも私たちををいつも笑わせてくれて、土壇場では絶対的な勝負強さを発揮するチーフのことがおしゃれはみんな大好きでした。 雨が降りましたが、企画も無事やり遂げることができました。そういえば、後夜祭の司会もさせてもらいましたね、懐かしい。
 また、そのころはせーやさんをはじめ、一つ上の先輩たちみんなのことが、大好きで大好きで仕方なくなっていました。白亜祭で引退される先輩を泣かせようと、ただでさえ忙しい中、夜な夜な準備をしていました。自分の部署の仕事は絶対手を抜かないと決めていたのですが、ちゃんと忙しさを隠せていたかな?
 とにかく二年目は、お世話になった先輩方、生意気な後輩でもかわいがってくれた先輩方の力になりたい、達成感を感じてもらいたい。そんな思いでいっぱいいっぱいでした。二年目は「忙しかった」白亜祭、「大好きな先輩のために」頑張った白亜祭という感じでした。



 そして、迎えた最後の年は、“第50代白亜祭実行委員長”。私が抱えるには重すぎる肩書きを背負うことになりました。できるかできないかはさておき、たくさんの人に背中を押され、期待に応えたいという思いで「私に委員長をさせてください。」と覚悟をきめました。誰かのせいにはしたくなかったので、引き受けたというふうには思ってません。笑 ですが、48th委員長ことみさんみたいにかっこよくて、49th委員長せーやさんみたいに愛されるような、そんな憧れの二人のようになれるのか?不安すぎました。部署に対する未練もすっごくタラタラでした笑

 
 委員長になってからいろいろ考えたんですけど、正直、実行委員会って真面目ちゃんたちの集まりに見えるじゃないですか?私自身すっごい真面目なんですけどね…笑
でもそういうふうに見られるのが個人的に嫌で、楽しいこといっぱいさせてやる!って思ってましたし、真面目なだけじゃないんだってとこ見せてやる!というちょっとした目標がありました。さらに頑張ってる姿を見せるのが嫌いで、みんなの前では弱いところは見せないぞ!って決めてたんですけど、こちらも隠せてましたかね。。。笑 
 こんな思いでスタートした50th白亜祭。幹部も全員女の子でしたが、まーたくましいメンバーがそろいました。部署がないということに寂しさを覚え、幹部は一年間、孤独との戦いだったかなとも思います。それでも四月に新しく一年生が入ってきてくれて本格的に活動がスタートしました。

そして掲げたテーマは「NEXTAGE~小さな奇跡、大きな軌跡~」。


 たくさんの方々に「50周年記念」というフレーズを言っていただき、期待してくださって嬉しいという思いや、このような記念すべき年に委員長ができるなんて、この上ない幸運だと思う反面、私の背中には知らず知らずのうちにどんどんプレッシャーが募っていたように思います。 
 しかし、とにかく、最後の年は、県大生、そして来てくれる方々、協力してくださる方々、白亜祭にご縁のあるすべての方々が、楽しんでいただけるように、また、恩返しができるように力余すことなく尽力しようと思いました。おかげさまで当日はたくさんの笑顔に出会うことができ、幸せな時間でした。
 
 私がこういったたくさんの方々のことを一番に考えることができ、力を注げたのは、
私だけが頑張ったからではありません。

 いよいよ忙しくなりつつある夏休み頃、日々つのっていく私のプレッシャーを毎日取り除いていってくれてたのが、幹部のたくましいメンバーでした。会議でも笑わせてくれるわ、仕事はバシッと決めてくれるわ、相談したら意見くれるわ、、、一年間で何回助けられたかわかりません。おかげで白亜のみんなの前では一年中お笑い怪獣でいることができました。
 幹部だけじゃありません。私は、この一年間「これ」と断言できるようなことは本当に何もしていませんし、みんながどんどん頼もしくなっていくのを見て、感心していました。私にはみんなを励まして、みんなの前で元気でいて、時には厳しいことを言って、頑張れということしかできませんでした。みんな疲れてて覚えてるかわかりませんが、前日夜の会議で、「私の思いは、みんなに託します。」という言葉を言いました。それぐらいみんなのこと頼りにしてたんです。
 三年間一緒に活動した頼れる三年のみんなと、一番悩んだし忙しいし先輩後輩に挟まれちゃう二年生と、初めての白亜祭でわからないことだらけの一年生と。誰一人として途中離脱することなく、みんなが白亜祭の中心となって動いてくれたおかげで、私は委員長でいることができました。本当は、期間中にみんなのことをたくさん褒めてあげたかったです。そういうキャラじゃないし照れくさくてなかなか言えなかったんだけど、一緒に頑張ってくれてありがとう。と、お前ら最高だぜと伝えたいです。
 


 前回の記事でも書かせていただきましたが、私たち93名の力だけでは、白亜祭の成功はありえません。何度言っても言い足りないほど周りの方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。
三年目の白亜祭は、「感謝の」白亜祭、「来てくれるすべての方々のために」頑張った白亜祭だったと思います。



そして個人的ではありますが、「寂しい」白亜祭でした。
やっぱり引退となると、寂しくてたまりませんね。仲間と後輩が大好きです。
先日の学生大会で任期を終え、正式に引退することになって、幹部で93枚の通知表を作りました。
正直、とても大変でしたが、ありがとうの気持ちをたっぷりこめました。
これで、50thメンバーは解散だと思うと、一人一人に握手して渡すときには自然と涙がこぼれすぎて、寂しさが押し寄せてきました。みんなの頑張っていた姿を思い出して、なんかすっごく泣けました。いつのまにこんなに後輩と同級生のこと大好きになったのかなというくらい、みんなに宛てたメッセージでは筆が止まりませんでしたね!

 


 
 
最後に幹部から通知表を受け取ったときは、この通り泣きすぎて前が見えてません笑
三年間つづけて本当に良かったなと、思えました。
 
この涙こそが、私が三年間白亜祭実行委員会をやり続けてきた理由かなと思います。
白亜祭実行委員会なんて、仕事自体はきついこととか、面倒なことのほうが多いです。自分が本当にやりたいことなのかとか、今自分は何のためにこの仕事をしているのかとか、迷うことも悩むこともたくさんあります。真剣に向き合ってるからこその思いなんですけどね。
 
 ただ、がんばったからと言って、だれかに認められるわけでもないし、時間をどれだけ費やしたとしても、お金がもらえるわけでもありません。
 
 
ここからは後輩に言いたいことなんですけど、
たとえ見返りがなかったとしても、
協力していただいたの方々への感謝の気持ちや、来場者の方々が笑顔でいられる空間を、一緒に創ってくれたこの93人、先輩方も含めれば200人近くの仲間とのかけがえのない出会いが、私にとって一番白亜を続けてよかったなと思えるものかもしれません。大学に入って全力を注ぐチャンスなんてなかなか見つからないし、そんな時間を一緒に頑張れる仲間って一生ものです。
 
 
白亜祭実行委員会を引退することがこんなに寂しいことだとは、思っていませんでした。
 
寂しいけど、次は後輩が力を尽くす番なので、あたたかく見守ろうと思います。
後輩たちは、私たち以上に白亜のことを本気で本気で考えてて、優しい子たちばっかりです。
嫌になることもあると思うけど、本気でやってるから悩むんです。安心して思う存分悩みなさい!!!笑
 心配なところもありますが、きっと他人のことを一番に考え、笑顔あふれる白亜祭を創り上げてくれることでしょう。(私を救ってください笑)
周りの方々への感謝の気持ちを忘れず、がんばってね!51st本当に楽しみにしています。 
 
 
最後になりましたが、ブログを楽しみにしてくださっていた皆様、読んでいただきありがとうございました。私は思いを伝えるのが本当に下手くそで、それでも正直に伝えたくて、読みにくかったかもしれませんが、ブログ読みましたっていう声にかなり元気をいただいていました!!
 
 白亜祭に関わってくださったすべての皆様、数えきれないほどの方々に支えられて、今の私が在ります。
白亜祭が開催できたこと、たくさんの笑顔に出会えたこと、白亜祭実行委員長としての任期を終えることができたこと、安心して51stにバトンを渡せたこと、それがちょっと寂しいと思えていること、、、もう、、、全部全部ありがとうございました。
 
 
私の中のありがとうが爆発しそうです。(いい意味)
 
 
次回の更新からは、私も愛読者として、このブログを楽しみにしたいと思います。
来年の51st白亜祭にもみなさまどうか楽しみにしていてくださいね!
 
本当に本当に、最高の三年間をありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
50th白亜祭実行委員会委員長
山口結莉